アオリの時期なのでイカの勉強

DATE : 2016.10.06

CATEGORY : FISHING

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秋イカシーズン到来!
エギングでアオリイカを釣るならまずイカのことを知らね~ば!

ってことで、今週はずっと天気が悪いみたいで釣りにはでれないっぽいので、シーズン突入したイカについてちょっと勉強、勉強。

アオリイカとは?

アオリイカはイカの中でも最高級と言われるほど美味しく、特に釣りたてのアオリイカは身が透明で、それだけで食欲をそそります。

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口に入れるとその肉質は弾力性があり、噛んでいるうちに甘みが増しそれはもう一度食べたらスーパーなんかで売ってるイカは食べれなくなる程です。

しかも、国内で捕獲されるアオリイカは一般家庭に行き渡ることなんてのはほとんどないので、釣りたてを食べるのは釣り人の特権ですね。

※刺身で食べる際には寄生虫(アニサキス)に注意してください。

特徴としては温かい海を好んでいて、青森県ではキロオーバーなんてのはかな~り珍しいですが、宮崎県のなんかの南の暖かい地方だと2.5kg4kgなんて化け物イカが釣れたりすることもあります。

肉食でエビなどの甲殻類やサヨリ・イワシなどの小魚を足を使って捕まえて食べます。

アオリイカの釣れる時期

南の方では春の親イカなんかも釣れてるけど、青森ではめっっったに釣れることはないです。というか狙ってる人すらいるかどうか・・・。

9月下旬~10月上旬 シーズン突入

青森では大体9月下旬~10月上旬くらいから新子が釣れ始めます。シーズンの初めの方はサイズ的にはコロッケサイズ(12㎝~15㎝)で2.5号くらいのちっさいエギにのってきます。

10月下旬~11月

11月頃になると青森県でも胴長20㎝~25㎝ほどの良型に育ったアオリイカが釣れてきます。しかし、その頃になってくるとイカもスレてきて釣れづらくなっているため、腕の差が大きく出るのです。

私の誘いでエギングを始めた友人は、かれこれ2年間釣れず、私も友人もあきらめかけていた3年目、ようやく釣り上げることが出来ました。

その記念すべき1杯目が胴長25㎝のデカイカだったので、そこからはエギングにはまってしまってます。

アオリイカはどんなとこにいる?

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アオリイカの新子はデカイカに比べるとまだ警戒心が弱いので普通に堤防とかを歩いていると足元を回遊していることもあります。なんで、適当に投げてもヒットするときはヒットしたりします。

デカイカになってくると、警戒心も高まりテトラポットの影や、海藻などの障害物があるところに潜んでいることが多くエギを回収したときに海藻が付いてくるくらいのポイントを攻めることが多いです。

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時間帯や月の満ち欠けによってもいる場所は変わってきます。私の経験だと満月の日はデカイカも水面近くまで浮いてきたりして、底までエギを沈めなくてもフォール2,3秒でパンチしてくることが多く、更に潮が動いている時は爆釣したりするんで満月の大潮はモチベーションが高まります。(大体雨降って台無しですけど)

イカの視力

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イカはかなり視力が優れている。
というのは聞いたことがあると思います。捌かれてないイカを見たことある人ならわかると思いますが、イカの顔に付いているギョロっとした目!あの大きな目ですから、そりゃあもう視力が良いに決まってるでしょう。

実際にイカの視力は人間の視力検査のレベルでいくと0.6~0.7くらいあると言われていて、シーバスやアジ、真鯛などの魚は0.1~0.15くらいなので、比べてみても魚の6~7倍の視力ですから、ベイトフィッシュを捕食するのに適した、かなり優秀な視力の持ち主なんですね~。

イカの能力

実はイカは視力が良いだけではなかったのです。視力に加えて嗅覚も優れていて、その嗅覚は遠隔化学受容と言われる、遠くの位置にある物質の匂いを分析する能力を持っているらしいです。
つまり離れた場所にいるエサの魚やエビが放つかすかな匂いを感じ取ってそれを検知することができるってことなんで、エギなんかもカラーやウェイト、アクションだけでなくスメル(臭い)も大事になってくるんです。

一度ラインが緩んだからアワセたけどすかるやつ。
あれは抱いてからエサじゃないと判断されてるかもよ。

こんな感じでイカはとにかく感覚能力が優れているんです!

音は?ラトルに効果はあるの?

最後にラトルについてですけど、効果について疑問を持ってる人も少なくないと思います。

が!先ほども言ったようにイカにはとても優れた感覚能力があるので、ラトルの発する振動などにいち早く反応しているのは間違いありません。

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特に、エギが見えない夜間ではラトルの効果を実感できるはず!エギが見えない状態でもラトル入りのエギではヒット率が高いです。また磯や海藻の多いポイントでも、ラトルの出すあのカラカラ音でイカを誘い出しやすくなります。

ただアピール力が強いということはその分イカの警戒を招くことにも繋がるのでむやみにラトルを使うのではなく、やはり条件しだいで、ノンラトル、ラトルの使い分けをした方がいいでしょう。

イカ勉強のまとめ

これまででわかったようにイカはとても優れた生き物です。それによって釣ることも難しくなりますが、秋イカの新子に関してはエギング初心者でも簡単に釣ることができる楽しい釣りなのでおススメしておきます。
最近釣れないと嘆いてる方も多いと思いますが、アオリイカは去年良かったポイントだから今年も釣れる先週良かったから今週もなんてことはありませんので、まずは自分の足で色んなポイントを当たって釣れるポイントを探してください。
そして取りあえず、キャスト!しゃくり!キャスト!しゃくり!です!

よっしゃ~今年は沢山釣るぞ~!

ってなわけで皆さんも秋イカフィッシング楽しんでみてください。

へばっ!



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