こんにちはtontomoです。
前回ブログにアップしたアルコールストーブですが、
https://tontomo.com/diy/alcohol_stove01
はまってしまってあれから何個も作ってます(笑)
前回は一番スタンダードな副室加圧式のアルコールストーブを作りましたが、今回はTETKさんが開発した※CHSと呼ばれてる毛細管現象を利用したアルコールストーブを作ってみたいと思います。この方のブログはギア好きな方ならかなりハマると思います。
※CHS(Capillary Hoop Stove)毛細管現象を利用したアルコールストーブのこと
毛細管現象って?
聞いたことはあるけどなんだっけ?
毛細管現象(もうさいかんげんしょう、英: capillary action)とは、細い管状物体(毛細管)の内側の液体が管の中を上昇(場合によっては下降)する物理現象である。毛管現象とも呼ばれる。
ジュースが入ったコップにストローを入れるとストローの中のジュースがコップの中のジュースの表面より少し高くなるあの現象のことです。
この現象は管が細ければ細いほど上昇するだってさ。
プレヒートが短くなる構造
この毛細管現象を利用したアルコールストーブ、前回作った副室加圧式と同様にアルコールを気化させる為に、プレヒートでアルコールを沸騰させるんだけど、前回の副室加圧式だとプレヒートで40秒~1分近くかかってます。
更に燃料を多くすると、沸騰まで更に長くなります。
今回の毛細管現象を利用したものだと、毛細管現象によりアルコールを持ち上げて熱するから気化までがかなり早く、燃料の量には左右されないといったメリットがあります。
作ってみた
今回はTETKさんのYouTube
を参考にして作ってみました。
これさえみれば多分誰でも作れちゃうくらいわかりやすい動画になってますよ。
まんずは材料。
説明通りレットブル3つ用意しました。なぜかロング缶を一本買ってしまった・・・。
まだ飲まないでね!
全てのパーツはこのレットブル缶の底部分を使うので半分から下の方をやすりで削りますが、缶を空けない方が削りやすいです。
作るパーツは
ジェット孔を開けるトップピース
アルコールを吸い上げるインナーピース
一番外側のアウターピース
の3パーツになります。
3つとも削ったらマークを付けて行きます。
トップパーツ
缶の底から8mmにマークを付けます。
そしたらジェット孔用のマークを付けます。
今回ジェット孔は8つ
紙を一回缶に巻いて、紙にマークを付けてから戻して端っこからマークまでを八分割してマークを付けた紙を使ってます。
インナーピース
毛細管現象を使ってアルコールを吸い上げる為の大事な部分です。
さっきと同じように、今度は16分割した紙でマークを付けました。
更に切り取り線として底から33mmにマークを付けます。
アウターピース
底から45mmに切り取り線のマークを付けるだけ
缶の加工
ここまできたら後は中身を飲み干しましょう(ゲップ)
飲み干したら加工していきます。
トップピース
まずトップピースからジェット孔を空けて行きますが、画鋲で軽く印を付けてから1mmのピンバイスで穴を空けました。
炎をトルネードにしたかったので、斜めに開けて行きます。
8つ全てジェット孔を開けたら、次はトップホールを空けます。
サークルカッターで直径38mmの穴をあけてください。
画像撮るの忘れました(笑)
次に8mmのところでカットしてください。
これも取るの忘れました。
アウターピース
アウターピースは切り取り線に沿ってカットしていくだけです。
楽勝です。
インナーピース
最後にインナーピースを加工していきます。
まずは缶底を1mmくらいやすりで削っていくと簡単に缶底が抜けます。
缶底が抜けたら、切り取り線のマークに沿ってカットして、三角スケールでアルコールを吸い上げるスジを付けるのですが、これは動画を見てください(笑)
筋を付けたら底から5mmくらいまで切り込みを入れて内側に折りこんでいきます
だいぶ画像が無いので分かりずらいかもしれないですけどこんな感じになればオッケーです。
組み合わせる
3つのパーツを組み合わせて行きます。
アウターピースにインナーピースの折りこんだ方を下にして入れて行きます。
インナーピースが入ったらトップピースもウリウリ入れて行きますが、なぜか全然入っていきません・・・。
ここで荒ぶります。
全然入らん!
ここまで順調だったのに!ここにきて全く入らんぞぉぉぉぉ!!
無理やりねじ込んだ結果・・・。
アウターピースにトップピースのポッコリが出ちゃってます。
汚い・・・。
ここまで時間をかけてやってきたのに、最後の最後の工程でなぜ上手くいかんのじゃっ!!
テンション下がったまま燃焼テストするも
綺麗なトルネードにならず。
多分ジェット孔の角度がまばらだからだと思います。そこに関しては、何度も何度も調整してベストは角度と技術を身に着けるしかありませんな。
はいっ!今回は失敗っ!
いやぁぁCHSむずかすぃ!
また作ります。
へばっ!
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